中型インコは、見た目の華やかさと人になれやすい性格で人気ですが、種類ごとに鳴き声の大きさや寿命、価格差がかなりあります。 そこでこの記事では、中型インコ15種の特徴を比較しながら、初心者向けの選び方、飼育前に知るべき注意点、2026年時点での価格相場まで、後悔しないための判断材料をまとめて解説します。
人気の中型インコ7種を一覧で紹介

まず全体像をつかみたい人は、流通量と人気の高い7種から見るのが近道です。
中でもオカメインコ、ウロコインコ、オキナインコ、コガネメキシコインコは比較対象になりやすく、性格や鳴き声の差が選び方の分かれ目になります。 Source Source
代表的な中型インコ一覧表
種類体長目安性格鳴き声向いている人オカメインコ30〜35cm穏やかで甘えん坊中初心者ウロコインコ23〜26cm遊び好きで好奇心旺盛中よく遊びたい人オキナインコ28〜30cm賢く活発大おしゃべり重視コガネメキシコインコ28〜30cm陽気で社交的非常に大見た目重視シロハラインコ約23cmひょうきんで甘えん坊大密に触れ合いたい人アケボノインコ30〜33cm落ち着きがある中静かさ重視ワカケホンセイインコ37〜40cm気が強く賢い大会話を楽しみたい人
一覧で見ると、中型でも静かなタイプからかなり賑やかなタイプまで差が大きいと分かります。 Source Source
中型インコとは?定義と小型・大型との違い

中型インコは、小型より存在感があり、大型ほど設備負担が重くない中間サイズです。
ただし流通現場では境界がやや曖昧で、小型寄りのラブバードや小さめの中型種まで一緒に比較されることがあります。
中型インコの定義(体長20〜40cm)
一般的に中型インコは、体長20〜40cm前後を目安に分類されます。
実際に中型インコの説明では、体が20〜40cmと大きく、45cm四方以上の広めのケージが必要とされています。 Source
なお本記事では、この基準を軸にしつつ、比較対象として選ばれやすいコザクラインコやボタンインコなど小型寄りの人気種も含めて整理しています。
小型インコ・大型インコとの違い比較
区分体格寿命目安価格目安特徴小型軽くて省スペース10〜20年1万〜5万円飼育しやすい中型20〜40cm前後15〜30年3万〜10万円中心知能と存在感のバランスが良い大型40cm超20〜60年以上10万〜100万円超声量と設備負担が大きい
サイズが上がるほど、寿命、鳴き声、必要スペース、生体価格も上がる傾向があります。 Source
中型インコを飼うメリット・デメリット
メリットは、知能が高くコミュニケーションを取りやすいことです。小型より遊び応えがあり、見た目も華やかです。デメリットは、鳴き声が大きい種類が多く、防音対策が必要なことです。噛む力が強く、寿命も長いため、飼育責任は重くなります。
中型インコは丈夫で最高のパートナーになりやすい一方、入手性の低さや近隣配慮の必要性も理解しておくべきです。 Source
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中型インコ全15種の特徴・性格・寿命を徹底解説

ここからは、候補に挙がりやすい15種を順番に見ていきます。
性格だけでなく、寿命、鳴き声、価格を合わせて見ると、自分の暮らしに合う種類を選びやすくなります。
オカメインコ|穏やかで初心者に最適
オカメインコは中型インコの代表格で、優しい性格と甘えん坊な一面が魅力です。
おしゃべりより口笛やメロディまねが得意で、初めての一羽として選ばれやすい種類です。 Source Source
体長は30cm前後、寿命は15〜25年ほどが目安で、価格は2026年の店頭例で2.5万〜4.4万円前後でした。 Source
ウロコインコ|遊び好きで愛嬌たっぷり
ウロコインコは胸元のうろこ模様が特徴で、明るく好奇心旺盛な性格です。
よく人になれ、芸や遊びを覚えやすいため、毎日しっかり触れ合いたい人に向いています。 Source Source
体長は23〜26cm、寿命は15〜20年が目安で、価格は色変わり込みで約8万〜15万円が中心です。
コザクラインコ|愛情深いラブバード
コザクラインコは厳密には小型寄りですが、愛情表現の強さから中型候補と一緒に比較されることが多い人気種です。
飼い主への依存が強くなりやすく、甘えん坊な反面、嫉妬や噛み癖が出やすい点には注意が必要です。
体長は15〜17cm、寿命は10〜15年前後、価格は2026年の店頭例で1.8万〜2万円前後でした。 Source
コガネメキシコインコ|鮮やかな羽色が魅力
コガネメキシコインコは、太陽のような黄色とオレンジの羽色が目を引く華やかな種類です。
陽気で知能が高く、人にもよくなれますが、中型の中でもトップクラスに声量が大きいことで知られます。 Source Source
体長は28〜30cm、寿命は20〜30年、価格は20万〜45万円前後が目安です。
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オキナインコ|おしゃべり上手な知性派
オキナインコは丸みのある体つきと高い知能で人気があり、おしゃべりを楽しみたい人に向く種類です。
賢く活発で甘えん坊ですが、声量はかなり大きく、縄張り意識が出やすい個体もいます。 Source Source
体長は28〜30cm、寿命は20〜35年、価格は8万〜18万円前後が目安です。 Source
シロハラインコ|鳥界のピエロと呼ばれる愉快な性格
シロハラインコは白いお腹と活発な動きが特徴で、ひょうきんで甘えん坊な性格が魅力です。
知育おもちゃや放鳥遊びが好きで、毎日たっぷり構える家庭ほど相性が良いでしょう。 Source Source
体長は約23cm、寿命は20〜30年、価格は希少性もあり40万〜70万円前後と高めです。 Source
ナナイロメキシコインコ|陽気で社交的
ナナイロメキシコインコはカラフルな体色と明るい性格で、見た目の楽しさを重視する人に人気です。
社交的でよく動く一方、興奮すると声も大きくなりやすいため、多頭飼いでは相性確認が欠かせません。 Source
体長は25〜30cm、寿命は20〜30年、価格は18万〜35万円前後が目安です。
ボタンインコ|アイリングが特徴的
ボタンインコは白いアイリングが目立つ愛らしいラブバードで、コザクラ同様に小型寄りの比較候補です。
体は小さいものの性格は活発で自己主張が強く、つがい意識や縄張り意識が出やすい点は理解しておきましょう。
体長は13〜15cm、寿命は10〜15年、価格は1.5万〜3万円前後が目安です。
アケボノインコ|静かで落ち着いた性格
アケボノインコは、中型の中では比較的落ち着きがあり、派手すぎない性格を好む人に向く種類です。
流通数は多くありませんが、静かめで大人しい個体を探す人から評価されています。 Source
体長は30〜33cm、寿命は20〜25年、価格は18万〜35万円前後が目安です。
ワカケホンセイインコ|おしゃべり得意な大きめ中型
ワカケホンセイインコは体長約40cmの大きめ中型で、鮮やかな羽色と長い尾羽が目を引きます。
やや気難しい面がありますが、おしゃべりが上手で、特定の飼い主に深くなつく傾向があります。 Source
寿命は約25〜30年、価格は8万〜18万円前後が目安で、初心者より経験者向きです。 Source
ダルマインコ|穏やかで飼いやすい
ダルマインコは流通量こそ多くないものの、比較的穏やかで落ち着いた性格とされることが多い種類です。
臆病さから環境変化に敏感な個体もいるため、静かな部屋でゆっくり慣らす飼い方が向いています。
体長は30cm前後、寿命は15〜25年、価格は10万〜25万円前後が目安です。
ズグロシロハラインコ|希少性の高い人気種
ズグロシロハラインコは、シロハラインコに似た陽気さと黒い頭部が印象的な人気種です。
よく人になれ、愉快な行動を見せてくれる一方、希少性が高いため価格はかなり上がりやすい傾向があります。 Source Source
体長は約23cm、寿命は20〜30年、価格は約49万〜60万円前後が目安です。 Source
ホオミドリアカオウロコインコ|ウロコインコの仲間
ホオミドリアカオウロコインコは、ウロコインコ系の中でも特に流通量が多く、初めてでも比較しやすい種類です。
小柄でも活発で愛嬌があり、色変わりも多いため、見た目の好みで選びやすいのが魅力です。 Source Source
体長は25〜28cm、寿命は15〜20年、価格は2026年の店頭例で14万〜19.8万円前後でした。 Source
ビセイインコ|美しい羽色のオーストラリア原産
ビセイインコは、派手な絶叫よりも美しいさえずりを楽しめる珍しい中型インコです。
控えめで大人しい反面、神経質で怖がりな面があるため、落ち着いた飼育環境との相性が良いでしょう。 Source Source
体長は約27cm、寿命は10〜20年程度、価格はおおむね1.5万〜4万円前後が目安です。
キキョウインコ|穏やかでカラバリ豊富
キキョウインコは静かめで穏やかな性格から、鳴き声を抑えたい人の比較候補に入りやすい種類です。
小型寄りのサイズ感ですが、淡い体色や色変わりの楽しさがあり、派手すぎない美しさを好む人に向いています。
体長は19〜23cm、寿命は10〜15年、価格は2万〜6万円前後が目安です。
中型インコ15種の体長・寿命・価格・鳴き声比較表

数値で並べると、自分に向く種類がかなり見えやすくなります。
種類体長寿命目安価格目安鳴き声オカメインコ30〜35cm15〜25年2.5万〜4.5万円中ウロコインコ23〜26cm15〜20年8万〜15万円中コザクラインコ15〜17cm10〜15年1.8万〜4万円やや大コガネメキシコインコ28〜30cm20〜30年20万〜45万円非常に大オキナインコ28〜30cm20〜35年8万〜18万円大シロハラインコ約23cm20〜30年40万〜70万円大ナナイロメキシコインコ25〜30cm20〜30年18万〜35万円大ボタンインコ13〜15cm10〜15年1.5万〜3万円やや大アケボノインコ30〜33cm20〜25年18万〜35万円中ワカケホンセイインコ37〜40cm25〜30年8万〜18万円大ダルマインコ30cm前後15〜25年10万〜25万円中ズグロシロハラインコ約23cm20〜30年49万〜60万円大ホオミドリアカオウロコインコ25〜28cm15〜20年14万〜20万円中ビセイインコ約27cm10〜20年程度1.5万〜4万円小〜中キキョウインコ19〜23cm10〜15年2万〜6万円小
価格は色変わり、雛か成鳥か、輸入状況でも上下し、特にシロハラ系やコガネ系は変動幅が大きめです。 Source Source
あなたに合った中型インコの選び方【目的別】

中型インコ選びで失敗しないコツは、見た目より先に暮らし方から逆算することです。
初心者におすすめの中型インコ3選
初心者なら、飼育情報が多く性格も読みやすいオカメインコ、ウロコインコ、オキナインコが有力候補です。
特にオキナインコとコガネメキシコインコは丈夫でお世話しやすく、なつきやすい種類として紹介されています。 Source
マンション・集合住宅で飼える静かな種類
静かさを重視するなら、ビセイインコ、アケボノインコ、キキョウインコが候補になります。
ビセイインコは甲高い絶叫が少なく控えめとされるため、集合住宅では特に検討価値があります。 Source
おしゃべりを楽しみたい人向けの種類
会話や音まねを楽しみたいなら、オキナインコとワカケホンセイインコが有力です。
どちらも知能が高く、ワカケホンセイインコは特におしゃべり上手と紹介されています。 Source Source
一人暮らしでも飼いやすい種類
一人暮らしでは、比較的省スペースで人になれやすいオカメインコやウロコインコが選びやすいです。
ただし帰宅後の放鳥時間を毎日確保できないなら、依存が強くなりやすい種類は避けた方が安心です。
カラフルな見た目を楽しみたい人向け
見た目重視なら、コガネメキシコインコ、ナナイロメキシコインコ、オキナインコの色変わりが映えます。
特にコガネメキシコインコは太陽のような羽色が魅力で、華やかさではトップクラスです。 Source
中型インコを飼う前に知っておくべき5つのこと

中型インコは可愛いだけでなく、設備、音、時間、医療費まで含めた準備が必要です。
必要なケージサイズと飼育環境
中型インコには、底面45cm四方以上を目安にした広めのケージが推奨されます。
室温は20〜25度を基本にし、ヒナや高齢個体では25〜30度を意識すると安定しやすいです。 Source
鳴き声の大きさと防音対策
中型インコは小型より確実に声量が上がるため、防音対策は必須と考えた方が安全です。
窓際を避けた配置、厚手カーテン、吸音材、朝夕の興奮タイムを見越した生活設計が効果的です。 Source
月々の飼育費用の目安
月々の費用は、主食、ペレット、副食、床材、おもちゃ、電気代を合わせて5,000〜12,000円程度が目安です。
これに加えて、年1回の健康診断や急病時の通院費も見込んでおくと、家計の負担を読み違えにくくなります。
寿命と長期飼育の覚悟
中型インコの寿命は15〜30年が中心で、種類によっては30年超も珍しくありません。
進学、転勤、結婚、老後まで含めた長期計画が必要で、最後まで飼えるかは迎える前に必ず考えるべきです。 Source Source
かかりやすい病気と健康管理
中型インコでは、毛引き、肥満、呼吸器トラブル、メガバクテリア症、肝機能低下などがよく問題になります。
毎日の体重測定、ふんの観察、食欲確認を習慣にすると、小さな異変にも気づきやすくなります。
中型インコの価格相場と購入先ガイド

中型インコは種類差が大きく、数万円で迎えられる種もあれば、50万円前後まで上がる種もあります。
種類別の価格帯一覧
3万円前後で迎えやすい種類は、オカメインコ、コザクラインコ、ボタンインコです。10万円前後の中心帯は、ウロコインコ、オキナインコ、ワカケホンセイインコです。20万円超になりやすいのは、コガネメキシコインコ、アケボノインコ、ナナイロメキシコインコです。40万円超の高価格帯は、シロハラインコとズグロシロハラインコです。
2026年の店頭掲載では、オカメ約2.5万〜4.4万円、ウロコ約9.4万円、ホオミドリアカオウロコ約14万〜19.8万円、シロハラ約56.9万円、ズグロ約49.5万円でした。 Source
購入先の選び方(ペットショップ・ブリーダー・里親)
初めてなら、健康状態を直接見やすい実店舗か、鳥専門のブリーダーが安心です。
人慣れ具合、食べている餌、挿し餌の有無、通院歴を確認し、価格だけで決めないことが失敗防止につながります。
里親募集は費用を抑えやすい反面、性格や既往歴の確認をより丁寧に行う必要があります。
中型インコに関するよくある質問

中型インコで一番飼いやすいのはどれ?
Q. 中型インコで一番飼いやすいのはどれ?
A: 総合的にはオカメインコが最有力です。 性格が穏やかで情報量も多く、価格も比較的抑えやすいためです。 Source
中型インコの鳴き声はうるさい?
Q. 中型インコの鳴き声はうるさい?
A: 種類差が大きいです。 オキナインコやコガネメキシコインコはかなり大きく、ビセイインコは比較的控えめです。 Source
中型インコは何年生きる?
Q. 中型インコは何年生きる?
A: 一般的な目安は15〜30年です。 ワカケホンセイインコやオキナインコのように25年以上生きる種類もいます。 Source Source
中型インコは一羽飼いでも大丈夫?
Q. 中型インコは一羽飼いでも大丈夫?
A: 毎日しっかり触れ合えるなら一羽飼いでも可能です。 ただし放鳥時間と声かけが不足すると、退屈や問題行動につながりやすくなります。
中型インコと大型インコどっちがおすすめ?
Q. 中型インコと大型インコどっちがおすすめ?
A: 初心者や一般家庭なら中型の方が現実的です。 大型は寿命、鳴き声、設備費の負担がさらに大きくなります。 Source
まとめ|中型インコの種類選びで後悔しないために

中型インコ選びで大切なのは、可愛さだけで決めず、暮らしに合うかを見極めることです。
初心者なら、まずはオカメインコかウロコインコを軸に比較する。おしゃべり重視なら、オキナインコとワカケホンセイインコを候補にする。静かさ重視なら、ビセイインコやアケボノインコを優先する。価格だけでなく、寿命と鳴き声まで含めて判断する。迎える前に、ケージ、防音、通院先まで準備しておく。
迷ったら、気になる3種まで絞って、性格、鳴き声、予算、触れ合える時間の4点で比べると後悔しにくくなります。


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